Cap Rockという特徴的な岩がある駐車場から出発する、0.6kmのループトレイル。標高差もほとんどなく、初心者や小さな子ども連れにもぴったりで、ベビーカーでも走破できるはずです。トレイル名は、帽子(キャップ)のような形をした岩そのものが由来です。

人と比べると、この巨大さがよくわかります
2016年5月には、息子を初めて連れて行きました。平坦なところが多いので、小さな子どもでも歩きやすいトレイルです。

息子を初めて連れて行きました
ちょっとした岩登りも楽しめる
トレイルの途中には、ちょっとした岩を登ったりできる箇所もあります。砂の塊のような岩なので表面がザラザラしているだけでトゲトゲしたところはなく、見た目よりもかなり安全に登れます。

砂の塊みたいな岩なので、トゲトゲしておらずかなり安全
みんな思い思いのペースで歩いていて、混雑していてもギスギスした感じはありません。

みんな、思い思いに歩いてる
短いのに見ごたえがある理由
ジョシュアツリーの林とモンゾ花崗岩の岩石地形を抜けていく道沿いには解説パネルが設置されており、砂漠ならではの植物をじっくり観察できます。
- デザートセージ:紫の花を咲かせる、砂漠を代表する植物のひとつ
- シルバーチョーラ:棘状の葉を持つ、砂漠に適応したサボテン
- ロックシンクフォイル:花崗岩の割れ目という特殊な環境だけに生育する希少な植物
花の見頃は春から初夏にかけて。5月に訪れた際は、サボテンの花や、たんぽぽに似たデザート・ダンデライオン(Malacothrix glabrata)など、トレイルの途中にも花がいっぱいで、巨大な植物園を歩いているような気分になりました。

サボテンも花を咲かせていました

たんぽぽに似た花。デザート・ダンデライオンでしょうか

トレイルの途中にもサボテンや花がいっぱいで、巨大な植物園みたい
短いループの中に、砂漠の生態系がぎゅっと詰まっているのがこのトレイルの魅力です。
ロッククライミングのゲレンデとしても
Cap Rock周辺はモンゾ花崗岩の巨岩が集まるエリアで、トレイルを歩いていると実際にロープを使ってクライミングを楽しむ人たちの姿を見かけることも。ジョシュア・ツリーがボルダリング・クライミングの聖地と呼ばれる理由を、身近に感じられる場所でもあります。

実際にロッククライミングを楽しむ人たち
岩の上を渡る綱に人が乗って歩く、ハイライニング(スラックライン)をしている人たちも見かけました。見ているこちらがヒヤヒヤする、なんとも大胆なアクティビティです。

岩と岩の間に張られた綱を渡る、ハイライニング中の人
夕焼けはCap Rockトレイルで
2015年12月には、友人を連れてこのトレイルで夕焼けを待ちました。曇り空だったので、夕焼けはあまり期待できなさそう……と半ば諦めていたのですが。

Cap Rockトレイルの岩の間に沈む太陽
曇っていても、綺麗になる時はあるんですね。今まで見たことがない変化の仕方で、マジックアワーの空が真っ赤に染まりました。

曇っていても、綺麗になる時はあるんですね
別の年の元日には、真夜中のCap Rockにも立ち寄りました。日中の賑わいとは打って変わって、静まり返った岩山が印象的でした。

深夜のCap Rock

Cap Rock Nature Trailのマップ(NPS公式サイトより)