どちらも短時間で回れる、気軽な見どころ2つをまとめて紹介します。

Skull Rock Trail

頭蓋骨を連想させる岩「Skull Rock」を中心にした、1.8kmのループトレイル。標高差は37mほどとやや起伏がありますが、無理なく歩ける範囲です。目のように見える2つの窪みが、遠目からでもはっきりとわかります。

Skull Rock Parking LotやJumbo Rocksキャンプ場入口の向かいが起点で、キャンプ場の中を通り抜けるルートもあります。反時計回りに歩くと、低木林から川辺の植生、オークの林と続く岩の間を抜け、カリフォルニア・バックウィートやモハベ・ユッカなど多彩な植物に出会えます。

Jumbo RocksからSkull Rockへのトレイルにある古木と岩

Jumbo RocksからSkull Rockへ向かう途中の古木と、拳のような岩

岩の隙間から生える木

トレイルの途中、岩のような地面から木が生えていました

トレイルヘッド付近には、球体状の岩が積み重なった奇岩群もあり、写真好きにはこちらも見逃せません。ボールのような岩が三角形の岩の上にちょこんと乗った、なんとも不思議な光景です。写真家アンセル・アダムスが1948年にジョシュア・ツリー国定公園で撮影した「Rocks and Moon」という作品は、この一帯の岩を写したものではないかとも言われています。

球体状の岩が積み重なった奇岩群

ボールのような岩が乗っかった奇岩。これも結構な大きさです

もう少し長く歩きたい場合は、Skull Rock TrailからDiscovery Trailを経由してSplit Rock Loopまでつながる、5〜6km程度のロングコースを選ぶこともできます。

知る人ぞ知るスポット「Balanced Rock and Leaning Juniper」
2016年7月2日national-parks
Skull RockとJumbo Rocksのマップ

Skull RockとJumbo Rocksのマップ(NPS公式サイトより)

外部サイト
Googleマップで見る(Skull Rock Trail)
www.google.com/maps/search/

Barker Dam

Barker Dam(バーカー・ダム)は、20世紀初頭に地元の牧場主が築いた小さなダム。現在は国家歴史登録財にも指定されています。専用の駐車場から出発する1.8kmのほぼ平坦なループトレイルで、難易度も高くありません。

Barker Damトレイルヘッドの案内板

Barker Damトレイルヘッドの案内板

訪れた時期はダムといっても水はまったくありませんでした。水があったところに筋は残っているものの、乾燥した砂漠地帯なので、水が張るのはまとまった雨が降った直後くらいのようです。

水のないBarker Dam

水があった跡に筋が残っていますが、まったく水はありませんでした

まとまった雨のあとは、水面が鏡のように岩肌を映す絶好の反射写真スポットに様変わりするそうです。筆者はまだそのタイミングに巡り会えていませんが、次はぜひ雨上がりを狙って訪れたいところ。

外部サイト
水面に映るBarker Damの反射写真
pamphotography.blog/2017/02/11/three-sunrises-at-barker-dam-in-joshua-tree-national-park/

先住民のペトログリフ(実はハリウッド製?)

トレイル沿いには、先住民が残したとされる岩絵(ペトログリフ)が残る岩があります。2000年以上前のものとも言われる貴重な遺跡ですが、実は現在見られる姿は少し複雑な経緯を持っています。1940〜50年代にこの一帯で西部劇映画の撮影が行われた際、映画会社が岩絵を目立たせるためにペンキでなぞったという記録が残っているのです。本来の姿とは違う形で「復元」されてしまった、少し皮肉なエピソードです。

Barker Damのペトログリフ

先住民の岩絵。今の色使いは撮影用にペンキでなぞられたものだそう

筆者がこれまで紹介してきたジョシュア・ツリーのトレイルの中でも、Barker Damは一番人が多かった印象があります。ペトログリフという分かりやすい見どころがあるぶん、家族連れにも人気のようです。

賑わうBarker Damトレイル

でも一番人が多くいたトレイルかも

Barker Damのマップ

Barker Damのマップ(NPS公式サイトより)

外部サイト
Googleマップで見る(Barker Dam Trail)
www.google.com/maps/search/

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